OGが語る!開智中学高等学校③

こんにちは。
このシリーズでは趣向を変えて、講師が出身校のことを赤裸々に語っていきたいと思います!
前回に引き続き埼玉県さいたま市にある開智中学高等学校を紹介します。この③では開智の教育について紹介します!
なお、この内容は私が在籍していた約5年前までの内容ですので、現状と異なる点があるかもしれませんがご了承下さい。
私が所属していたのは「先端クラス」です。
ここで開智中学高等学校の進級の仕組みを説明します。

「第2ステージ」からは高校の履修課程に入り、生徒も高校生のような扱いになります。5年生で高校課程を修了し、6年生は大学進学のための学習に特化するので文化祭などのイベントもなくなります。
3年生の時には「総合部」生が合流します。このタイミングで一貫クラスの生徒が先端クラスを希望することもできます。
6年生になると先端も一貫が混ざり、東大コース、国公立理系コース、国公立文系コース、早慶コース、医系コースなどのコース別に分かれます。


ここでは、「先端クラス」と「国公立文系コース」の紹介をします。
先端クラスは自ら課題を見つけて主体的に学ぶ姿勢また協働型の学び合いをより重視するというのがモットーです。
よって自主学習は必須で、授業も講義型ではなく生徒主体の授業が多いです。
自分で黒板の前にたち授業をしたり、ディベートの授業などがあります。
問題集をやってきたらまずグループで丸付け・解説をし、重要なところのみ先生が解説していました。
私の時の先端クラスには総合テストというものが定期テストの最終日にあり、そのテストでは思考力を問われる問題がでました。
印象に残っているのは実際に味噌汁を作るテストや1+1=2になるのはなぜか?という問題です。
国公立文系コースでは国立大をメインに対策をしていきます。
6年生にもなると、普段の授業のあとに特別講習というものがあり、そこでも集中的に演習をします。
国公立文系コースとはいえ皆受ける科目も違うのでほとんど交流のない生徒もいるし、クラス単位での活動もありません。
1年間席替えもありませんでした。
国公立文系コースでも私大の特別講習を受けれるので途中で私大のみに絞った生徒も多くいます。
先生方は夜遅くまでいて個別に添削してくれたり休日も学校に来てくれていたのでサポートは比較的手厚かったと思います。
現在はタブレットを使った授業が多いそうです。しかしWi-Fiが繋がりにくいという意見も…。早く改善してもらいたいですね。
いかがでしたか?
次回は④入試編です!
お楽しみに!
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